普通のおとうちゃん

吉本隆明氏の死去に伴う、ばななさんのTwitterなどなどをざーっと眺めてると吉本隆明ってホント普通の生活をしてたフツーのお父さん、おやじさんだったんだな、っと云う雰囲気が伝わってくる。

「在野」っていうのはこういう「雰囲気」を身に染みつけていくことなのか!?

もう一度、しっかり読むべき対象なのかもしれない・・・、などとあらためて思う飼主だった。

言語にとって美とはなにか

取敢ずと云う感じで、Safariを起動。

最初に目に付いた記事。

「吉本隆明氏が死去」

Twitterのトレンドでは「戦後思想」でひっかかるようだ。

『共同幻想論』が結構出てくるんだけど、飼主的には『言語にとって美とは何か』がとにかく衝撃的だった。

おそらく全体の「論理」としては破綻している。だけど、ここを経由せずには「論理」を構築できない、と云うような「脅迫」が『言語にとって美とはなにか』にはある(それは決して「あった」と云う過去形ではなく、今も「ある」のだと思う)。

好きか嫌いかというと「嫌い」なひとだったけど、とにかく『言語にとって美とはなにか』は「凄い」のである。

よく「表出論」のひと言で片づけられているがそんなものではない。

享年87歳 合掌